あなたが寝ても覚めても心の片隅、もしくはど真ん中にいる悩みがある場合、そのまま何も対処しないで長い月日を過ごすのは大変危険です。
ただ悩んでるだけ、何が危険だというの?と思うかもしれません。
~例えばAさん(30代)の場合~
【どうしてこうなっちゃったんだろう】
Aさんは幼少期に親からの愛情をもらえないまま育ったという気持ちがずっとありました。
Aさんは親の気を引きたいがためにテストで100点を取ったり、はたまた5点を取ったり、おりこうさんにしてみたり家出をしてみたりしました。
ですが親は一向にAさんのことを気にかけてくれるようすはありませんでした。
Aさんは成長するにつれ自分がこの世に必要のない人間だと思うようになります。
自分の気持ちを表現することを諦めてしまったAさんは外での人間関係の構築も少し苦手でした。
何よりも自分に自信もなく、自分のことが好きではなかったので積極的になることができませんでした。
自分が一番自分を受け入れられない状態になってしまったAさんは【何をやってもうまくいかない】【ダメに決まってる】と決めつけてしまうようになりどんどん行動する気持ちがなくなっていきました。
気持ちがふさいでいくにつれ体にもだるさややる気が起きないなど変調をきたすようになりました。
Aさんはいつからか花粉症の時期でもないのにマスクをするようになりました。
最初は近頃体調が良くないな、という理由からでしたが…
マスクをしていると街を歩くのも怖くない気がしました。
職場では上司にマスクをしている上に暗い顔をしていることなどを咎められましたがまるで鎧をつけるようにAさんはマスクを取ることはありませんでした。
Aさんのネガティブ思考は月日を追うごとにひどくなっていきました。
うつ症状なども見られるようになり、毎日の仕事に行くこともかなり厳しくなっていったのでした。
働けなくなったら困るという気持ちがありつつも、体調が良くなる気配はありません。
そしていつも、親からの愛情を得られなかったということ、必要とされていないと感じることばかりを考えて過ごしています。
…
Aさんがだんだんと病んでいく様子がお分かりいただけたでしょうか。
そしてAさんがマスク依存症になってしまいました。
依存症は薬物だけではなく、日常生活のあらゆる場面に潜んでいるのです。
メンタルの不調は対処が早ければ早いほど楽になるのも早いです。(もちろん身体もそうですね)
人間は一本の木に例えられることがありますが一度歪んでしまうとそうそうまっすぐキレイな状態で育つことがむずかしいのです。上記の写真のように。
一見どうにもならないような悩みを放置することで大人になった時の価値観もネガティブな方向に、生きづらさとなってあらゆる方面で影響を及ぼすようになります。
当サロンではヒプノセラピーで幼少期または過去の部分の感情を解決し、カウンセリングで今のことを、メンタルトレーニングで未来の生きる道を生きやすくなるような提案をします。
ヒプノセラピーは過去・現在・未来どの点でも対応できるのが強みです。