ヒプノセラピーを知ったきっかけ
私は幼少期から家庭環境が悪かったりその後もたくさん辛い出来事があり心の傷を思い出しては涙が出てしまう日々を何となく過ごしてきました。
うつ病になって入院したこともありましたが当時10代だった私にはカウンセラーに本心を言うこともできず(大人は親にそのことを伝えてしまうに違いないという気持ちがぬぐえなかった)
入院しても到底安心できるものでもありませんでした。
うつ自体はその後回復し、仕事や結婚もしましたが自分自身の性格やネガティブな思考などは大きく変えることができませんでした。
年月がたち、メンタルトレーニングをすることで私自身はかなりポジティブになることができました。
自己肯定感を上げることが生きやすさに影響するということを実感してる中、どうしたらみなさんにもメンタルケアの重要性を伝えることができるであろうかと考えている中である本の中に催眠療法のことが書いてありました。
その著者は精神疾患に苦しんでいましたが催眠療法を受ける事により劇的に回復していまではすっかり何ともない状態でした。
長らく精神科に通院する人もたくさんいる中で催眠療法には一体なにがあるのだ?という気持ちを抱きました。
そして調べ始めたら催眠療法=ヒプノセラピーだったのです。
ぶっちゃけヒプノセラピーって言葉は聞いたことがありましたがアヤシイものだと思っていました。
私はスピリチュアルを信じていないわけではないのですが、ついついツボ売られるとかそっち系の妄想をしてしまうタイプです笑
○○セラピーとか聞いてもなんだかわからなくないですか?
だから知ろうとも思いませんでした。いままでは。
しかし。
ヒプノセラピーのことを知るにつれて人体の仕組みの不思議なこと、科学的なこと、とても興味深く、知ることがとても楽しいのです。
ヒプノセラピーってスピでもなんでもないんだ、、、こんなに科学的な話なの。。。と驚きました。
人間が思い込みで死んでしまう事さえあることが実験でもわかっています。
良い方への思い込みでパフォーマンスが上がることも。
何よりも無意識が思っていることが自分を操作しているなんて。
私は今まで三日坊主なことも多かったんです。
ヒプノセラピーの勉強をしてなぜ今まで三日坊主だったのかすごく納得しました。
私が感じている意識が10%しかなく、私がどんなに「今日からお菓子断ちしよう」と考えても、翌日お菓子食べたいなぁ、と食べてしまうのは90%を占めている無意識が『お菓子おいしいなあ、食べたいなぁ』と思っているからなんだと。
10人と90人の戦いじゃそら負けるよね、と。
どんな望みでも多数決が大切ならば多数にアプローチしていくしかない。
そしてセッションを重ねれば重ねるほど自分を知ることもできたのです。
人生でこんなに私の心をとらえて離さないものはないかもしれません。
それこそ前世でなにかあったのかとおもうほどに。
ヒプノセラピーは私をとりこにしたのです。